あけましておめでとうございます。
今年最初の話題は「年の初めとWin-Win-Win(うぃん、うぃん、うぃん)」です。
なんだかリズム感がいいですね。
Win-Winという言葉は、ビジネスをしている方なら、一度は聞いたことがある言葉だと思います。
取引などにおいて、関係する両者ともにメリットのある状態であることを差します。
要は「自分だけ得をしようと思っても、うまく行かないよ」ということですね。
年末、私の師匠であるMORE先生とお話していた際、「Win-Win」の話題が出てきました。
その際、先生は
「Win-Winでは、Winがひとつ足りない。Win-Win-Winでなくては」
とおっしゃったのです。
その言葉で、私はすぐにピンと来ました。
さらに先生は
「Win-Winの考え方が、今の日本の世の中を悪くしている」
というような意味のこともおっしゃいました。
なるほど。
その言葉を聞いて真っ先に私の頭に浮かんだのは
「三方よし」(さんぽうよし)という言葉でした。
古くは近江商人から出た言葉だったと記憶しています。
「三方よし」とは、
売り手よし、買手よし、世間よし
という言葉のことを指しています。
その意味は
商人の商う取引では、その取引の当事者である売り手と買い手にメリットがあるだけではなく、その取引が社会全体(世間)にとって、よいことにつながらなくてはいけない。
というものです。
まさにこれこそが、Win-Win-Winですね。
Win-Winという言葉は、文字からして海外から入ってきた考え方だと思いますが、日本にWin-Winという言葉が入ってくる100年以上も前から、日本人はこれを上回る思想を込めた言葉を持っていたんですね。
「三方よし」は、私にとっては以前から知っていた言葉だったのですが、それは単なる知識に過ぎませんでした。
今回、ちょうど正月と言うタイミングで、これをじっくり考えてみる機会を得ました。
今年は「三方よし」をテーマに行ってみたいと思う次第です。