
カッコいいホームページを発見すると、思わず「このホームページ、かっこいいな、ウチのホームページもこんなふうにできないの?」と考えてしまいます。
しかし、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
いったい、何のためにあなたの会社のホームページをデザインするのでしょうか?
いくらセンスのいいデザインのホームページであっても、それが何のためのホームページなのかが分からなければ、会社のホームページとしては意味がありません。
分からないとまでは言い切れなくても、何をしている会社なのかわかりにくい、何を売っているのかわかりにくい、といったホームページは、実際に多く存在します。
バサラネットは、
ホームページのデザインは、何かを訪問者に伝えるためのものである、と考えています。
その「何か」とは何でしょうか。
会社のホームページである以上、最低限でも一見して以下のような事項を訪問者にわかっていただく必要があります。
- 業種/業態
- 飲食店なのか、製造業なのか、医院なのか、小売(実在店舗)なのか、小売(ネットショップ)なのか、サービス業なのか。
- 対象者(お客様)は誰なのか
- 一般消費者なのか、事業所なのか(BtoB)。特定の年代の女性なのか、高齢者の方なのか、特定地域の人なのか、特定職種の人なのか。
- 何を扱っているのか
- その会社のサービス、取り扱い品は何なのか。
- 何が特長なのか
- 扱っている商品やサービスの特徴は何なのか。安さなのか、高品質なのか、きめ細かいサービスなのか。他の会社ではなく、この会社で買うと、どんな「いいこと」があるのか。
- 訪問者(お客様)にどうして欲しいのか
- ホームページで商品を買って欲しいのか、お店(実店舗)に来店して欲しいのか、サービスを注文して欲しいのか、資料を請求して欲しいのか。
目標や対象者が定まっていれば、デザインで悩むことは少なくなります。
一般的には、「個人的な好みによるホームページデザイン」をしてしまいがちです。これは、ホームページ制作業者(デザイナー)の好みであったり、ご依頼主(クライアント様)の好みであったりします。
デザイナーはホームページデザインを「作品」として捉えがち
デザイン性を過度に重視したホームページ制作業者の場合、デザイナーは自らのホームページデザインを、自らの「作品」として捉える傾向があります。
この場合、自らの作品としてふさわしいデザイン、デザイナー自身の実績を飾るためのデザインを作ろうということになり、ご依頼主(クライアント様)のご意向や、ご利用者(ホームページの対象者、顧客)の好みは軽視されがちです。
ご依頼主(クライアント様)は、ご自身の好みを反映しがち
ご依頼主(クライアント様)は、自らがご発注されるホームページを「ご自身の所有物」や「買い物」として捉える傾向があります。
ご自身が新車(マイカー)を購入するときのように、「この色がいいな、こっちのスタイルのほうがいいな」と、自身の好みを反映しがちで、ご利用者(ホームページの対象者、顧客)の視点や、そもそもの目的を忘れがちです。
「ウチの社長は富士山が好きなので、トップページには富士山の写真を載せてください」というご要望が、実際に存在するのです。
ご依頼主(クライアント様)は、ご利用者の好みを決めつけがち
また、個人的な好みを排除している場合であっても「ウチの利用者はこのようなものが好きであるはずだ」「ウチの顧客の好みは、ウチが一番よく分かっている」という思い込みや決めつけが障害になることも多くあります。